【浜松】屋根の耐久年度、何年?雨漏りへの対策は?②瓦屋根の場合
こんにちは!ウチケンスタッフです。
今回は前回に引き続き、今度は瓦屋根のお手入れをするタイミングについて紹介します。
そうそう、日本最古の瓦屋根はご存知でしょうか?
実は、今でもその一部の瓦は現役で使われているんですよ。
日本最古の瓦って?
これまた日本最古の大仏である飛鳥大仏が鎮座している、奈良県明日香村にある「飛鳥寺」というお寺があります。
蘇我馬子によって飛鳥時代、6世紀末に建立されました。
飛鳥大仏
ここで朝鮮半島から渡ってきた技術者もしくはその指導を受けたものが瓦を作り、飛鳥寺の屋根に乗せました。
しかし、奈良時代になると、奈良市のあたりに平城京ができ、そこにお寺が移転することになります。
そうしてできたのが奈良市にある「元興寺」です。
この移転の際に飛鳥寺の屋根から下ろした瓦が元興寺の屋根に使われました。
現在でも、元興寺極楽坊の本堂や禅室の屋根には変色したのか何色もの瓦が乗っています。
元興寺の屋根
おそらくこれが1400年以上前に作られた瓦でしょう。瓦って、長持ちですね!
瓦のお手入れ「締め直し」「漆喰塗り直し」
さて、そんな長持ちな瓦屋根ですが、台風などの暴風や地震、
または極端な寒暖差でずれたり割れたりすることがあります。
破損した瓦は早めに取り替え、
瓦の状態が良いままずれた場合は瓦を再利用して葺き直す「締め直し」を行います。
さらに、瓦自体が大丈夫でも瓦と瓦を接着している「漆喰」が
劣化してきたりします。
漆喰が劣化してしまうとここから雨漏りが起きることもあります。
また、瓦自体は長持ちしても、
下のルーフィングと呼ばれる防水シートや木の下地は経年劣化してしまいます。
締め直しや葺き替えの際に下地も整えてもらうのが良いでしょう。
締め直し・漆喰塗り替えの間隔は?
瓦屋根は、30~35年間隔で締め直しや葺き替えを行うのが良いでしょう。
ただし、瓦が傷んでいたり漆喰が劣化したりということも考えられます。
漆喰の場合は10~20年が寿命だとされています。
どちらにしろ、屋根の上は自分では点検できない場所になります。
10年に一度、しっかり専門業者に見てもらうのをお勧めします。
近年は浜松に台風や線状降水帯など住宅に被害を及ぼす災害が多いため、
屋根瓦が飛んで他の住宅に……なんてことも考えられます。
雨漏りしてからでは遅いですし、少しでも心配なことがありましたら、すぐ専門業者にご相談くださいね。
瓦屋根のお手入れ、金額の相場は?
気になる費用の相場ですが、締め直しや葺き替えの場合、110万~250万円程度とかなりのブレがあります。
漆喰の塗り直しの場合は40~60万程度と、こちらも屋根の状態や面積によって変わります。
屋根の大きさや付随する工事、瓦が再利用可能かどうかなど、
価格を決める色々な要素がありますので、
業者にきちんと屋根を見てもらい、細かく見積もりを出してもらうと良いでしょう。
お住まいを長く快適に保つためにも、ぜひ点検依頼をしてみてくださいね!
ウチケンでは瓦屋根の点検、修理、葺き替えを行っています!
気になった方は、施工事例から瓦屋根の記事を見てみてください!
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