【浜松】どうする「家」康 お城の瓦っていつから?
9月17日の放送ではついに家康が大坂に行きました!
当時は「大阪」ではなく「大坂」であったようです。
秀吉時代の大坂城の瓦ってどんなの?
大坂といえば秀吉の作った「大坂城」です。
現在は銅瓦とコンクリートで復元された大阪城が建っていますが、
当時は金箔瓦をふんだんに使った絢爛豪華な城であったようです。
瓦屋根は特権!?
戦国時代から先のお城といえば、思い浮かぶのは
大きくて漆喰などを使った瓦屋根の立派なお城ですが、
瓦屋根のお城は実は織田信長の安土城が最初だといわれています。
その後、織田信長の一門集など限られた武将のみが瓦屋根のお城を建てることができ、
中でも金箔瓦を使ったお城は、信長とその子息のみに許されていた特権でした。
秀吉の権力を象徴?
本能寺の変で信長が亡くなったあと織田政権の後継者の地位を確立した秀吉は、
金箔瓦を使用した大きな城を建てることで、
我こそが織田信長の後継者だ、ということを見える形で示そうとしたと考えられています。
また、秀吉は三の丸の城下町まで金箔の瓦を使用していた形跡がみられ、
城下町ごときらびやかな都市にしていたようです。
家康がいたときの浜松城ってどんな感じだったの?
現在の浜松城は昭和の再建?
さて、家康の浜松城は、現在では立派な石垣に白と黒の壁、瓦屋根のお城ですが、
浜松城の天守自体は昭和の再建であり、元々の天守の大きさの3分の2ほどと小さくなっています。
石垣や元の天守は家康の時代ではなく、この後、家康が関東に移封されたあとに
浜松城に入った秀吉配下の堀尾吉晴が建てたといわれています。
家康の時代の浜松城とその後の浜松城は?
家康が浜松にいた頃は石垣も瓦葺の建物もない、土造りの城であったようです。
どうする家康でも家康のいる時代の浜松城に石垣は見られませんでしたね。
そしてせっかく堀尾吉晴が作った天守は、江戸時代初期には失われ、
以降再建されないままでした。どんな姿をしていたのか、気になるところです。
現在の大阪城はどんな瓦を使っているの?
秀吉の時代の大坂城、消えた?
大坂城に戻りましょう。
現在の大阪城周辺の遺構はほとんどすべてが徳川秀忠の大坂城であり、
秀吉の時代の遺構は埋没してしまっているので、
徳川時代の遺構の上に秀吉時代の大坂城を屏風絵等から想像して戦前に作られた創作物であり、
秀吉の時代の大坂城の復元ではありません。
そのため、現在の大阪城の瓦は秀吉の時代とは違い、銅でできた金属瓦を使用しています。
銅瓦ってどんな特色があるの?
銅は雨水等により酸化すると、緑青(ろくしょう)と呼ばれる
エメラルドグリーンに似た錆で覆われます。
これが現在の大阪城の屋根が緑色である理由です。
鉄の錆はあまりよくないイメージがありますが、銅の錆である緑青は
逆にサビていない内部を守ってくれる効果があります。
ちなみにこの緑青、昔は毒だと思われていましたが、今では毒性はほとんどないとされています。
現代における銅瓦の代わりといえば?
銅瓦は非常に高価な瓦ですが、耐久年数が長くメンテナンスもほとんど要らないため、
神社仏閣等、一般の住宅ではない建物でよく使われています。
歴史も古く、8世紀から使われていたという説もあります。
銅瓦の代わりにガルバリウム鋼板!
銅瓦は現在は施工できる業者の少なさとその高価さから住宅にはあまり使われませんが、
同じ金属系のガルバリウム鋼板の性能が良いので、
似たカラーのガルバリウム鋼板を選ぶという手もあります。
現在の大阪城の緑青の美しい銅瓦にあこがれを感じる方は、
お住まいの屋根をガルバリウム鋼板に、という選択肢もありかもしれませんね。
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