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屋根工事

2022/05/31

浜松市浜北区 E様

【浜松】他社の飛び込み営業で、瓦の浮きを指摘された!南蛮漆喰で土台を作り直した瓦屋根修繕の施工事例

【浜松】他社の飛び込み営業で、瓦の浮きを指摘された!南蛮漆喰で土台を作り直した瓦屋根修繕の施工事例 画像

before

今回の浜松市のお客様のお宅は瓦屋根です。

ある日、飛び込み営業の人がやってきて「瓦が2枚ほど浮いている」と指摘を受けたというE様。

心配なので、一度見て欲しいとご依頼をいただきました。

瓦屋根の状態はどんな感じかというと瓦の中の土が減り、瓦が不安定な状態でした。

※写真は紐丸瓦を外して撮った写真です。

紐丸瓦とは写真のような半丸の瓦です。

紐丸瓦の中には土が入っています。

瓦が浮いていたり、ずれてしまったままにしていると中の土が雨によって膨張し他の箇所(漆喰など)にも影響を与え

ることがあり、最悪な場合には雨漏りを引き起こしてしまうため、放置は厳禁となります。

屋根材の中でも瓦屋根は耐用年数が長いとされています。瓦自体は耐用年数が長いのですが、瓦の中の土がやせてきた

り、漆喰が劣化してきたりするので定期的なメンテナンスが必要になってきます。

また瓦が不安定な状態だと暴風雨や地震の際に落下することも想像されます。

今回は葺き土を撤去し、南蛮漆喰を使って土台を作っていきます。

<葺き土撤去後>

<南蛮漆喰+銅線 土台施工>

何故同じよう葺き土を使用しないのか?と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

葺き土を使ってしまうと、数年経ってまた土が減り、同じような状態になってしまう事が多い為

取り直しを行う場合には、南蛮漆喰を使用することが多いのです。

南蛮漆喰は通常の漆喰よりも防水性に優れていて、葺き土や漆喰で施工するよりも

雨に強い状態に仕上げることが可能です。

After

南蛮漆喰と銅線を使ってしっかりと固定させていただきました。

指摘された瓦の浮きも改善することができ、雨漏りの心配なく過ごしていただけます。

飛び込み営業は悪徳業者の場合も多いため、訪問されて劣化箇所を指摘された場合には

今回のE様のように、まずは慌てず、後日でも大丈夫ですのでご自身が信頼できると思える業者を手配し

実際の屋根の状態をしっかり確認してもらうことをおすすめいたします。

POINT

土台を葺き土から南蛮漆喰にすることで、より雨に強い土台が出来上がります!


この度は内山建装にご依頼いただきありがとうございました。
工事中は何かとご不便をお掛けしました。
今後ともよろしくお願い致します。

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